★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
アントニオ猪木という名のパチスロ機+猪木自身


2002年12月に平和から登場した「アントニオ猪木という名のパチスロ機」。
シングルナビタイプのAT機です。
【ボーナス抽選確率】
「BIG確率」
設定1:1/439 設定2:1/439 設定3:1/439 設定4:1/439 設定5:1/425 設定6:1/356
「REG確率」
設定1:1/936 設定2:1/910 設定3:1/885 設定4:1/851 設定5:1/809 設定6:1/720
「機械割」
設定1:95.9% 設定2:98.5% 設定3:101.5% 設定4:107.2% 設定5:113.2% 設定6:119.9%

「猪木」は正確には4.5号機に分類されます。
設定6の割数が120%をなかなか超えなくなりました。
後の台を見ると絶対に120%を超えてはならない訳ではありません。
北斗の拳(初代)」「リオ」「キングオフマウス」「おそ松くん」などは120%を超えています。
ただ、この辺りから大体の台が120%以内に収まるようになっていきました。
【ATついて】
押し順シングル「チェリー」or「BAR・リプレイ・リプレイ」と押し順ベル(7枚)を完全ナビ。
継続は「シングルボーナス」の回数管理です。
5回(約83枚増)・10回(約165枚増)・20回(約330枚増)・50回(約826枚増)。
「シングルボーナス(4枚)」が入賞すると1ゲーム間のJACゲーム(15枚)が始まります。
JACゲーム中は当然ながらボーナス中なので、BIGやREGの抽選はしません。
【AT抽選について】
@完全ハズレ時
AT当選のメイン契機です。
「非RT中」
弱ハズレ確率:設定1:1/201 設定2:1/202 設定3:1/203 設定4:1/205 設定5:1/211 設定6:1/242
「RT中(BIG後100ゲーム間)」
弱ハズレ確率:設定1:1/209 設定2:1/211 設定3:1/215 設定4:1/217 設定5:1/230 設定6:1/264
強ハズレ確率:設定1:1/4824 設定2:1/4853 設定3:1/3663 設定4:1/3697 設定5:1/2537 設定6:1/2912

通常時は非RT中に滞在し、弱ハズレ成立時にAT抽選をします。
BIG後100ゲーム間はRT中(揃わないリプレイ確率が上がります)に滞在し、弱ハズレと強ハズレ(AT確定)成立時にAT抽選をします。

「AT抽選確率」
弱ハズレ(低確率状態):設定1:1/128 設定2:1/109 設定3:1/94 設定4:1/81 設定5:1/70 設定6:1/24
弱ハズレ(高確率状態):設定1:1/5.88 設定2:1/4.54 設定3:1/3.37 設定4:1/2.34 設定5:1/2 設定6:1/1.24

猪木も「チャンス目」が重要な台です。
「ボーナスor完全ハズレ」成立時にはチャンス目が止まりやすいのですが、通常目でも「完全ハズレ」の可能性は残ります。
「チャンス目」が出現してボーナスが入っていなかったら「完全ハズレ」確定です。



因みに、強ハズレは「リーチ目が出てボーナスが入っていない目」の事です。

A左1stシングルボーナスからのJACゲーム押し順正解時。
内部状態を参照して「完全ハズレ」と同等の抽選確率になります。

BBIG中の強ハズレ成立時(約1700分の1)。
小役ナビなどがハズれてリーチ目が出現すればAT確定です。

CREG成立時とJACゲームの押し順正解時。
猪木の特徴的な抽選契機です。
REG8ゲーム間の後ろの方(6・7・8回目)のJACゲームの押し順を正解させると正解数を参照して抽選します。

REG成立時:低64〜24分の1 高32〜8分の1
高設定以外厳しめな当選確率です。
1回正解時(1/3.6〜1/2)
2回正解時(100%):2連以上が確定します。
3回正解時(100%):7連以上が確定します。

猪木にはJACゲームの押し順をナビする「闘魂注入」システムが存在します。
低確率状態からの「闘魂注入」に設定差があります。
設定1:3% 設定2:3% 設定3:4% 設定4:4% 設定5:5% 設定6:50%
設定6だけ突出しています。

D天井
ボーナス間1234ゲームに到達すると、第1天井状態となります。
左1stシングルボーナスが入賞するとJACゲームのナビが出て、闘魂チャンスに当選します(ほぼ単発)。
この第1天井を発動させずにREGを引くと「闘魂注入」2回以上のナビをします。
また、この第1天井を発動させずに、更にボーナス間1930ゲームに到達すると、第2天井となり、AT20連が確定します。
この第2天井が本機最難関の抽選契機です。

Eレアシングル(中段チェリーなど)成立時。
約10万分の1のプレミア役です。
【演出について】
ボーナスが成立すると2/3で「演出用RT」に突入します。
「演出用RT」は出目でボーナスか完全ハズレだったかの判別を曖昧にして液晶演出を活かす機能です。
「演出用RT」中はベルの押し順概念が無くなり、コイン持ちがアップします。

ボーナス成立時の1/3はすぐにボーナスを揃えられる状態になります。
「無音」などはこちらが選択された時に出ます。

「フリーズ(道)」
@BIG後100ゲーム間のRT中、「強ハズレ」成立時の1/20で発生。
AT10連以上確定です。
AREG成立時の1/64で発生。
「闘魂注入」2回以上ナビします。
BBIG成立時の1/64で発生。
恩恵はありません。

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ここからは「アントニオ猪木自身がパチスロ機」について。
神田で「猪木自身」と「アステカリターンズ」の導入日に、並びが少なく打てるかもしれない店に開店前から並んでいました。
予約などはしていなかったのですが、ギリギリ「猪木自身」に着席することが出来ました。
プレミアムは引けなかったものの、4000枚程出てくれて楽しい一日でした。
その後も打ちましたが結果的に初日が最初で最後の大量獲得となりましたね。

それでは「アントニオ猪木自身がパチスロ機」の自作映像をいくつか紹介します(読み込みに時間がかかるかもしれません)。

sample

通常時の「道フリーズ」のBIGには「猪木という名の・猪木自身」共通で恩恵がありませんが、「猪木自身」ではREG成立時の1/208.1(選択率は下がっています)で選択される「道フリーズ」が「闘魂注入3回確定」にパワーアップしています。

sample

BIG中の「強ハズレ(1/1698.7)」は「レアシングル[シングル成立時の1/65536(実質出現確率1/98069.8)]に匹敵するプレミアム役です(平均TC5連)。

sample

BIG後の100ゲーム間にのみ出現する「強ハズレ」はAT確定です。

完全ハズレ出現確率
種類 弱ハズレ 強ハズレ
設定 確率 完全ハズレ時の
振り分け
確率
1/207.4
2.7%
1/7257.2
1/208.7
1/7302.1
1/211.9
3.3%
1/6142.7
1/214.5
1/6220.4
1/227.2
4.1%
1/5222.9
1/256.5
5.0%
1/4870.8

強ハズレ時の1/20で「道フリーズ」が選択されるとTC9連以上平均12.84連に期待出来ます。


「猪木自身」にも「ボーナス成立か完全ハズレ成立か」を上手く暈すために「演出用RT」という機能が搭載されています。

ボーナス成立時の
入賞可能状態振り分け
種類 演出用RTゲーム数振り分け
タイミング 振り分け 3ゲーム 5ゲーム 7ゲーム
成立
ゲーム
12.5%
成立
次ゲーム
以降
12.5%
演出用
RT突入
(通常目)
9.3%
25%
25%
50%
演出用
RT突入
(チャンス目)
65.7%

演出用RT中はボーナスの入賞が出来ない状態なのでリーチ目も出現しません。
「猪木自身」の演出用RT中はリプレイ確率が1/3.7にアップします。

sample

チャンピオンロードその1。

sample

チャンピオンロードその2。
「チャンピオンロード」は「BIG内部成立中の演出用RT中にREG成立」で発生する超プレミアム契機です。
[チャンピオンロードの流れ]
@「道フリーズ」が発生
A先にREGを放出(闘魂注入3回のスペシャルREGと全闘魂注入のプレミアムREGの選択率は1対1)
BBIGを放出
C闘魂チャンスに突入

難易度が高いだけの恩恵が十分にあります。


「アントニオ猪木という名のパチスロ機」との出会いは突然でした。
「モグモグ風林火山」などを打とうかと思っていた時に神田の「クリエ」で偶然見つけたんです。
2003年に導入と思っていたので、驚きながらもニヤニヤしながらすぐさま台に座りました。
不二子2」に続く平和の液晶第2弾とあってとても期待していました。
初めの印象はベルがやたら揃って「よく回る」という印象でした。
AT機自体をそんなに打ち込んでいなかった者にとって、4号機のAT機は壁が高いです。
4号機のAT機はATが引ければ「その日は勝ち」というほど道のりが遠く、当選した時の興奮は格別なものでした。
その日の初ATはREGのJAC2回正解からだったと思います。
初打ちでATが引けたわけです。
液晶の押し順ナビ(A・@・B)のデザインがお気に召しまして、「あのナビが見たい」という思いでよく打ちました。
結構大事な要素で、後の「ジェットセットラジオ」も、AT中の中ナビ「MIDDLE」が聴きたくて打っていた位ですから、「ソソる」要素は重要です。

かなり打ったと思いますが、残念ながら昔から引きが弱く、万枚は出せませんでした。
そんな中でも、猪木の1番の思い出として残っているのは、1000円投資で5000枚を出した日でしょうかね。
池袋の「TOHO」でした。
当時はまだイベントも設定発表(店の言う)も出来た時代ですから、高設定を打てる機会が目に見えてありました。
その日の台は、一撃というわけでもなく、初当たりを重ねて出した展開でしたから、高かったかもしれませんね。
苦手意識のあったAT機の中では、当時最高の獲得枚数でした。
猪木を堺に他のAT機も好んで打つようになり、機種選択の幅が広がったと思います。
純増10枚台の爆発力と興奮を、厳しくも優しく教えてくれた熱い台でした。

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