★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは私のパチスロへの想いを綴っていくページです。
4号機当たり年の後悔

それは2002年。
AT機が最高潮に盛り上がっていた頃。
時を同じくしてストック機も台頭してきました。
機種構成を見てみましょう。
AT機では、アラジンA、サラリーマン金太郎、猛獣王、ハクション大魔王S、スーパービンゴ、そしてミリオンゴッドが出た年です。
ストック機では、ネオプラネット、シェイク、巨人の星、必勝金閣寺物語、モグモグ風林火山などがあります。
その他、大量獲得機の不二子2や、当時ではもう珍しくなった、CT機のアステカレジェンドRなど、まだまだ沢山あります。
AT機もストック機もその後に後継機として出る台の、初代に当たる台も多いです。
それぞれに思い入れがありますが、後悔していることもあります。
それはAT機をもっと打っておけば良かったということです。
その当時から新台、旧台問わず、何でも打とうとは思っていました。
ただ、AT機に関しては、荒くてキツイ台という印象を持っていたんです。
上に挙げた中でも、金太郎とハクション大魔王位しか打っていなかったことに気づきます。
アラジンAに至っては、ただの一度も触れなかったかもしれません。
あの当時にはいくらでも打つことが出来ました。
万枚を出すことももっと出来たでしょう。
そんなチャンスを逃してしまっていたわけです。
4号機のAT機で沢山出している昔の映像などを見ると、打たなかった後悔の念に駆られます。
確かに、勝負をしていたら負けていたかもしれません。
しかし、そんな金額よりも今は損をしたと思っています。
2002年でAT機のピークを迎えてからはAT機自体が少なくなり、やがて時代は4,5号機に移行していきます。
そんな折、雑誌を見て、2003年に出る予定だと思っていた「アントニオ猪木という名のパチスロ機」を本当に偶然、神田のクリエで発見しました。
ネットがまだそんなに普及していなかったが故の発見です。
「あれ、もう入ってるー」
顔はニヤケっぱなしです。
すぐに着席しました。
ということは、猪木も2002年に出た台なんですね。
猪木は金太郎に似たシングルボーナス式のAT機で、純増10枚の台です。
不二子2を作った平和の液晶はどれも評判が良く、猪木の液晶演出も面白かったです。
経験の少ないAT機でしたが、猪木はよく打ちました。
色々なお店で打ちました。
「投資千円で5000枚出したなぁ、あれは池袋か。」
「エキストラのバイトの後打った店、そう、強ハズレを引いたあの店は何という店だったんだろう。」
「あの店内が明るかった店は、ひょっとしたら夢で見た店だったのかなぁ。」
情景だけは覚えていたりするものです。
猪木ではフリーズも万枚も出せませんでしたが、今思い返してもこれだけの楽しい思い出が蘇ってきます。
猪木においての後悔はありません。
5号機時代がそろそろ終わります。
まさに今日最後の1台が外されるかもしれません。
10年経った後、貴重になってくるであろう台を今はまだ打てます。
そんな賞味期限ギリギリの台にこそ、一生の思い出になる台があるかもしれません。

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