★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは私のパチスロへの想いを綴っていくページです。
パチスロとの出会い

2002年春。
知り合いの人からパチスロは面白いと結構聞かされていました。
ゲームセンターで100円のパチンコぐらいは打ったことがあったのですが、パチスロに関しては難しいイメージを持っていて、リーチ目を知らないと駄目とか目押しが出来ないと駄目とか、初心者にはなかなか手の出しづらいモノだったと思います。
そんな中、1回ぐらいはとゲームセンターかパチンコ店かわからない程の者が店に入って行ったわけです。
その知り合いはサラリーマン金太郎が面白いとのことで、ガラガラの金太郎の島に一人で千円だけ打ってみました。
全くわけが分からず、あっという間にその50枚(当時)がなくなってしまいました。
それからパチンコの方に移動して、ムムちゃんのパワフルも千円だけ打ちました。
何事もなく250発終わって、座る前に千円終わっちゃうと言われていただけあるなと思いました。
ですので本当の初打ちは金太郎とパワフルです。
あの時当たっていたら、そこでパチスロにハマったんでしょうが、実はこの1,2ヶ月後にそれが訪れる事になります。
その時は日曜日でした。
学校が休みで夕方でしたが、郵便局でお金を下ろしてからゲームセンターに行こうと思っていました。
ゲームセンターへ向かう時ふと頭をよぎったのは、せっかく下ろした事だし「今一度パチスロを打ってみよう」。
出かける前には微塵にも思ってなかったのに急にです。
あの初打ちの時と同じように適当に座った台はオオガメラでした。
オオガメラを千円だけ打って当たらず、後ろのオオタコスロを千円だけ打ち何も当たらず、この前と一緒です。
店移動してまた適当に座った台があの大花火でした。
当時は機種名も知りませんでしたので、あとからあの台は何と知りました。
千円打ち当たらず、ここで止めても前と変わらないので、今日はいくらかかるか分かりませんが、とにかく当たるまでやろうとサンドに入れること(まだ夏目漱石)合計五千円目、ドンちゃんが揃いました。
リーチ目もわかりませんし、ドンちゃんは見えたので素人丸出しでドンちゃんばかり狙っていたんだと思います。
幸い、BIG中もドンちゃんを狙う仕様だったので、枚数はそこそこ取れたはずです。
リプレイハズシなんて当然知らなくて、ドンちゃんが止まっているな、ドンちゃんが止まらなくなった、またドンちゃんが止まった、という位の認識です。
その後も4回程ドンちゃんが揃ったんだと思います。
流してみれば約1800枚、てっきりお店でお金と交換してくれるものだと思っていたんです。
出てきたのはプラスチックみたいなやつでこれをどうしたら良いかわかりませんでした。
なので同じモノを持った人の後をつけて行くことにしました。
確かにみんな並んでいます。
これを受付に出したら出てきたんです、「36000円!」。
一番始めに思ったのは、「これは自分のお金なのかな」ということでした。
違ったんなら呼び止められるだろうとそのお金を手にしました。
当然ですが呼び止められることなく持ち帰りました。
帰りの電車の中でジワジワと興奮してきたのを覚えています。
そういえば千円50枚で1800枚ということは使った枚数と出た枚数がそのまま交換できるんだ(等価交換)ということに後から気づきました。
素人があんなに簡単に1時間ほどで手にした金額に、少ない方だとは思いますが当時の純粋な自分はその額に相当ドキドキしてしまったんですね。
その日を堺に雑誌を買い、ゲームを買い、研究することが趣味になりました。
今思えば、あの時打っていなくても負けていても、いずれパチスロに心奪われる日が来たのでしょうが、初めて「ボーナス」というものを当て、さらに勝たせてくれた大花火は暖かくも、罪でもありましたね。

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