このページは私の好きな台を紹介していくページです。
鬼武者3 時空天翔
上乗せが難しい5号機のAT機はあまり得意ではなかったのですが、この台はコイン持ちの良いAT機でありながら、チャンスゾーン的ATを挟む事で、本番ATである「時空天翔(2.5枚)」の性能もそこまで低くはありません。
本機の素晴らしい点は、AT中のレア役の使い方と上乗せの見せ方でした。
スペック |
設定 |
AT初当たり |
回転数 1k/50枚 |
天井 AT間 1280G |
機械割 |
|
1 |
1/439.9 |
約45G |
時空天翔 or 斬魔一閃 バトル |
97.4% |
2 |
1/424.2 |
98.9% |
3 |
1/394.6 |
100.6% |
4 |
1/376.9 |
102.6% |
5 |
1/353.1 |
105.2% |
6 |
1/344.3 |
110.2% |
※左リールはダミーリールで、中・右・4hリールがメインリールです。
通常時小役確率 |
役 |
通常 |
高確 |
ハズレ |
1/7.5 |
1/8.2 |
リプレイ |
1/8.2 |
1/8.2 |
押し順ベル (9枚) |
1/2.2 |
1/2.2 |
押し順ベル (3枚) |
1/4.1 |
1/4.4 |
特殊1枚役 |
1/413.7 |
1/437.3 |
スイカ |
1/70.0 |
1/70.0 |
チャンス目 |
1/400.0 |
1/22.0 |
弱チェリー |
1/70.0 |
1/70.0 |
強チェリー |
1/201.0 |
1/201.0 |
覚醒役 |
1/84758.2 |
1/81977.4 |
レア役 合算 |
1/27.7 |
1/12.7 |
通常時レア役確変 |
レア役確変 発生率 |
レア役確変 |
役 |
A |
B |
移行 |
通常 |
高確 |
通常 |
高確 |
通常 |
高確 |
Aへ |
1/34.6 |
1/20.8 |
スイカ
1/7.3 |
1/7.3 |
1/8.1 |
1/7.8 |
|
Bへ |
1/125.6 |
1/20.8 |
チャンス目 |
1/28.7 |
1/2.9 |
1/6.1 |
1/1.6 |
合算 |
1/27.1 |
1/10.4 |
弱チェリー |
1/2.4 |
1/6.5 |
1/2.7 |
1/5.8 |
※通常・高確は 内部状態なので 確変とは 異なります |
強チェリー
1/11.7 |
1/27.3 |
1/3.0 |
1/13.1 |
|
覚醒役 |
1/52060.2 |
合算 |
1/1.5 |
1/1.0 |
※レア役確変が発生すると、次ゲームに限りレア役確率が大幅にアップします。
また、AT中は滞在ステージや特化ゾーンなどの状態によっても色々確率が変化します。
上記の数値はあくまでも「通常時」の数値です。
最強特化ゾーンの「覚醒バトル」です。
1セット16ゲーム継続の高ループ(90%以上)上乗せバトルゾーンとなっており、平均継続数は10セット以上というものです。
特に契機を引いたわけでもなく、揃えてから気付きました。
後にも先にもこれ1回きりです。
sample
「覚醒バトル」のエンディング。
この台の直撃上乗せの最大は120ゲームです。
また、3人上乗せ時に「10・20・30」と「20・20・20」表示は設定2以上が確定します。
紫は熱いです。
この系統の演出からは基本、水晶を獲得します。
新鬼武者と同じように、直撃上乗せの他に水晶を貯めて放出する、裏上乗せがあります。
:上乗せ継続期待度低
:上乗せ継続期待度中
:上乗せ89%継続
:上乗せ+疑似ボーナス
:上乗せ+覚醒バトル
「真玉」出現時の興奮は想像に難くありませんね。
純増2.5枚ながら割と乗せられます。
sample
この台はまず、左リールが演出用のリールです。
蒼天の拳2やアラジンA2と同じです。
AT中のステージには、1人ステージ、2人ステージ、3人ステージがあります。
上乗せ時は画面が分割されて最大3人分の上乗せが行われます。
しかし直撃上乗せに関しては、3人になっても最大は120ゲームまでです。
レア役システムについて。
本機の通常時のレア役は非レア役確変中のレア役に加え、レア役確変と呼ばれる、次ゲームに抽選でレア役が出現する「レア役確変A」と次ゲーム必ずレア役が出現する「レア役確変B」が存在します。
AT中は通常時とは異なり、「レア役確変C・D・E」が存在します。
「C」:発生率(1/18.7)レア役確率(1/1.6)
通常ステージ(1人)滞在時のみ移行し、大抵は弱レア役(弱チェリー・スイカ)が出現しますが、もし1人ステージで強レア役(強チェリー・チャンス目[各1/889.2])が出現したら、疑似ボーナスが確定します。
「D」:発生率(1/47.0)レア役確率(1/1.0)
高確・超高確・本能寺で移行し、強レア役も現実的な数値になります。
「E」:発生率(通常1/109226.7高確・超高確・本能寺1/218453.3)レア役確率(1/1.0)
通常・高確・超高確・本能寺で移行し、「覚醒役」確定となります。
この台のAT中はレア役が成立(許可抽選)すると、必ず2人以上(高確以上)のステージに移行し、この「高確」はSTになっており、15ゲームから20ゲーム間続き、レア役が引ければ上乗せをしなくても「高確」がリセットされ、更に上位のステージへの移行抽選もしています。
また、疑似ボーナス後などからも移行する、興奮の「超高確」という状態もあります。
「超高確」では先程のリセットに加え、レア役は全て上乗せ確定となりますので、「超高確3人ステージ」がこの台の見せ場でした。
この、一切のムダ引きの無いレア役システムが、本機の一番素晴らしい所だと思います。
特殊ステージとして、本能寺があります。
ここでは特化ゾーンの「覚醒バトル」の抽選をしています。
レア役で「最終決戦」に行き勝利すれば最強特化ゾーンに当選です。
期待度が50%程あるという恐ろしい決戦です。
結局「最終決戦」自体は1回しか行ったことがありませんでした。
「信長降臨」は最低100ゲームの上乗せをし、セットが継続すればその都度100ゲームの上乗せをします。
何回か引きましたが、1回も継続しませんでした。
この台には2種類のATがあります。
ゲーム数上乗せが出来る「時空天翔」とそれを目指すチャンスゾーン的ATの「斬魔一閃バトル」の2つです。
通常時のチャンスゾーンからは「斬魔一閃バトル」に、強チェリー等から当選する、直撃当選なら「時空天翔」に行きます。
「斬魔一閃バトル」ではセット数の継続+「時空天翔」抽選が行われており、勝利する事でようやく「時空天翔」に突入です。
また、10セット継続(激難度)すると「時空天翔+信長降臨」に当選するという契機もあります。
sample
通常時には、直撃の他に2つの自力解除ミッションがあり、両チャンスゾーンは主にチャンス目を契機に発動します。
@「アンリ救出ミッション」:2〜4ゲーム継続し、リプレイの1/3orレア役成立で解除。
A「幻魔討伐ミッション」:8ゲーム継続し、リプレイの1/2orレア役成立で解除。
ミッション中にレア役が成立(許可抽選に当選)するとAT確定です。
ミッション契機でのAT当選は「斬魔一閃バトル(赤7or青7)」に当選しますが、チャンス目(1/5979)成立やハズレ・ベル成立時の0.002%に当選すると、最強特化ゾーンの「覚醒バトル」が確定するという悶絶契機もあります。
前兆ステージの百鬼モード・千鬼モード(確定)を経て当たる直撃当選なので「時空天翔」に直接行きます。
静止画では分かりづらいですが、この「鬼武者3」の役モノがレインボーに光っている時があります。
勿論「時空天翔」が確定です。
強チェリー以外、即ち弱チェリー・スイカ・チャンスゾーン失敗時に前兆ステージへ移行すると熱いです。
sample
この通行演出からの強チェリーは出現率が低く、強パターンだと思われます。
伝統の豹柄は期待度が高いです。
滅多に出ないんですけど、これはハズしました。
「北斗の拳 世紀末救世主伝説」の「キリン柄セリフ枠」だけ弱かったのを思い出させます。
分割演出は強めの前兆で、デカプッシュは一度も外しませんでした。
純ボーナス搭載のゲーム数上乗せA-ART機の始祖たる「新鬼武者」や「忍魂」がとても好きでした。
純ボーナスの無いAT機、しかも「カウボーイビバップ」のように純正のレア役もほぼ無いという台なので、見せ方をとても工夫していました。
本機の特徴である「レア役確変システム」にはちゃんと「毎ゲーム抽選している感覚」があり、AT中の「超高確」ループによって直撃上乗せと水晶上乗せが乱舞している時の興奮は、他の台では味わえない独特のものがあります。
しかしその後の台には、この素晴らしいAT中のレア役システムを活かした台はあまり登場しませんでした。