★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
CRP花月伝説R

 
2005年7月、SANKYOから登場した5号機の「パロット」第1弾で、パチスロの5号機としても初の適合機種になります。
「パロット」の中身は5号機のパチスロです。
通常、コインで遊戯するところをパチンコ玉で遊戯するところに「パロット」たる所以があります。
なので、「パロット」はパチンコの島に設置されていました。
【赤7BIG抽選確率】
設定1:1/624 設定2:1/555 設定3: 1/500 設定4: 1/455 設定5: 1/417 設定6: 1/385

【猪鹿蝶BIG(RT100付)抽選確率】
設定1:1/992 設定2:1/949 設定3:1/910 設定4:1/873 設定5:1/840 設定6:1/809

【REG抽選確率】
全設定共通 1/780

【機械割】
設定1:97.4% 設定2:100.2% 設定3:103.0% 設定4:105.7% 設定5:109.1% 設定6:111.8%
【ボーナスについて】
小役との同時当選は無く、単独当選のみとなります。
「BIG」:2326個以上の払い出しがあるとBIGが強制終了(平均純増は1600個で320枚に相当)
[BIG中の小役確率]
JAC-IN:1/2.7
ベル:1/4.8(35個)
チェリー:1/100(10個)
REG:1/771(JAC-INが"77蝶"の場合があり、この際は目押し必須)
ハズレ:1/2.3
[JACゲーム中の小役確率]
JAC:1/1.2(75個)
ベル:1/4.8(35個)
チェリー:1/99.9(10個)
ハズレ:1/65536
※JACゲームは、6回の入賞にて一旦終了し、以降払い出しの上限までこれを繰り返します。
「REG」:12ゲームor6回の入賞で終了(約450個で90枚に相当)
【CAST】
7揃い:大当たり・2326個以上の払い出しで終了
猪鹿蝶揃い:大当たり+100ゲームのRT(100ゲーム消化で約200個増加)
7・7・蝶揃い:小当たり・12ゲームor6回の入賞で終了
ベル:35個(7枚に相当)の払い出し
チェリー:1ラインで10個(2枚に相当)の払い出し
リプレイ:再遊戯
ベル・ベル・JAC(大当たり中の小当たり):75個(15枚に相当)の払い出し
リプレイ・リプレイ・JAC(小当たり中):75個(15枚に相当)の払い出し
【遊戯方法】



右のボタン(赤)でMAXBET(15個)→レバーは無く、左のボタン(青)を押すとリールが回り出します。
後は従来のパチスロと同様にストップボタンを押していくゲーム性になります。
BETも払い出しも、パチンコ玉なので、15個に足りなかったり引っかかったりすると、BETを何回も押して15個BETにしなければなりませんでした。
一見操作性が悪いように見えますが、中々味のあるBETとボタンの(レバー)オンは新鮮で楽しく、一度は打ってみる価値アリだと思います。
【演出について】
「CRフィーバー花月」を踏襲した、和風でとても上品な演出です。
ヒロインキャラである「まりこ」やBIG中の曲に名曲「花月」が継承されています。
通常時の演出は小役ナビから期待度示唆の演出、パチンコのリーチ演出などがあり、全体的に「花札」の世界観を演出にしています。
ここもパチンコの演出と似た部分ですね。
そしてこの台には、チャンス目として「7と緑色の図柄の一直線」というのがあります。
このチャンス目を契機に「花月チャンス(RTではありません)」に突入し、期待感を煽ります。
高期待度の演出です。
また、フリーズ風の0確演出もありました。
海っぽい演出だったと記憶しています。
当時の台はまだ、第3停止後以外のフリーズが出来ませんでしたので、リールは回っていますが、興奮はフリーズ並みです。
5号機初期の台は、単独ボーナスしか無い台が多くあり、ボーナスの成立時を4号機っぽく楽しむ事が出来ました。
この辺に4号機へのリスペクト精神を感じます。
【花月伝説(パロット)との出会い】
2005年7月といえば、時代はまだ「押忍番長」や「南国育ち」を始めとするストック機の全盛期です。
自身も「押忍番長」を導入当初から楽しんで打っていましたが、解析が出た時期にはもう、その台の厳しさに辟易としていました。
そんな中、5号機というものが登場し、既にパチンココーナーに設置されているという事を知りました。
パチンコ店には2002年から訪れていますが、ほぼパチンココーナーには近寄る事が無く、パチンココーナーに於ける玉の借り方や、大当たり時の挙動など全く知らない初心者です。
ただ、中身は5号機といえども、打ち慣れたパチスロですから、操作性やゲーム性にもすぐに慣れる事が出来ました。
大当たりをすると玉がジャラジャラ出てくるのを体感したのも「花月伝説」が初めてです。
元々穏やかな機種を長く打ちたい性分なので、激しめのストック機を打ってきた者にとっては、5号機のゆるさが優しく、心地良く、なんだかとても癒やされます。
更にゲーム性や演出方面も面白く仕上がっていましたから、自身にとって、まさにうってつけの台です。
初打ち時にはもう虜になっていたと思います。
相当な凝り性でもあるので、好きな台があるとそればっかり打ってしまう癖があります。
1ヶ月程「花月伝説」にハマり、パチンココーナーでの振る舞いにも慣れてきた頃、ふと思いました。

「出玉はパチンコ玉なんだから、これを持って裏側のパチンコも打ってみようかな」

当時のパチンコは「甘デジ」「羽根物にアタッカー」「突然確変」機能搭載の台が登場し始めた頃です。
渋谷のマルハンでは「花月伝説」の裏に「甘デジ」のコーナーがありました。
「花月伝説」の出玉を持って移動すると、空き台としてあったのが「華牌」。
麻雀のパチンコです。
パチンコの経験値はほぼありませんでしたが、「甘デジ」とあって何回か当たってくれました。
すごくワクワクしたのを覚えています。
パチスロを打ち始めた頃の、あの興奮をパチンコにも感じました。
今度はパチンコの方に凝り性が発動し、ここからパチンコばかりを打つ時期が半年以上に渡って続くことになります。

5号機は何れにしても打つことにはなると思っていましたが、ほぼ打つ事の無かったパチンコまで打つようになったのは、間違いなく「花月伝説」という台による縁あっての事です。
自身に於ける「花月伝説(パロット)」という台は、4号機から5号機へ、そしてパチスロからパチンコへと導いてくれた「架け橋伝説」として今も記憶に残っています。

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