★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
ビーチクラブ


2007年11月、ビスティから登場した準完全告知機。
スペックはボーナスに77ゲームのRT(0.1枚)を搭載したA-RT機です。
BGMも良く、告知のタイプを4種類から任意で選べる仕様が打ち手を飽きさせませんでした。
【ボーナス抽選確率】
赤7BIG確率(純増約307枚)
設定1:1/1310 設定2:1/1213 設定3:1/1129 設定4:1/1040 設定5:1/1008 設定6:1/936
青7BIG確率(純増約307枚)
設定1:1/436 設定2:1/412 設定3:1/404 設定4:1/392 設定5:1/364 設定6:1/343
BIG合算確率
設定1:1/327 設定2:1/307 設定3:1/297 設定4:1/284 設定5:1/267 設定6:1/251
CB「赤7・赤7・BAR」確率(純増約104枚)
設定1:1/458 設定2:1/451 設定3:1/402 設定4:1/352 設定5:1/310 設定6:1/289
ボーナス合成確率
設定1:1/191 設定2:1/183 設定3:1/171 設定4:1/157 設定5:1/143 設定6:1/134
【機械割】
設定1:95.8% 設定2:98.3% 設定3:100.7% 設定4:103.8% 設定5:107.6% 設定6:111.1%
【小役確率・同時当選確率】
リプレイ(1/7.3):設定1(0.3%) 設定2〜3(0.4%) 設定4(0.5%) 設定5〜6(0.7%)
浮き輪(1/7.2〜1/6.9):全設定共通(0.02%)
共通チェリー(1/29.6〜1/28.4):設定1(10.7%) 設定2(11.1%) 設定3(11.9%) 設定4(12.5%) 設定5(13.4%) 設定6(14.3%)
単独チェリー(1/2621):全設定共通(100%)
スイカ(1/6553):全設定共通(100%)
特殊リプレイ「浮き輪・浮き輪・チェリー」(1/8192):全設定共通(100%)
コイン持ち:37〜39ゲーム
【単独ボーナス確率】
赤7BIG:全設定共通(1/6553)
青7BIG:設定1〜4(1/6553) 設定5(1/4369) 設定6(1/3276)
CB:設定1〜3(1/8192) 設定4〜6(1/4096)
【RT(ビーチチャンス)について】



ボーナス終了後に7ゲーム間のチャンスゾーンに移行し、



特殊リプレイ(浮き輪・浮き輪・チェリー)を入賞(成立)させると77ゲーム間のRT(0.1枚)に突入します。
ボーナスの種類によって、特殊リプレイの確率が変わります。
CB後(1/99.6)<青7BIG後(1/50.1)<赤7BIG後(1/25.13)
RTは77ゲーム消化orボーナス成立で終了。
【告知モード】



@液晶ハイビスカスモード(NETモード):完全先告知で液晶にハイビスカスが咲くとボーナスとなる、4号機NETの「チバリヨ」を彷彿とさせる衝撃の告知モードです。
ウェイト解除後に咲いたり、小ハイビスカスが共に咲くパターンもあります。
ボーナスが揃えられない小役同時当選時も「完全に」レバーオン時の先告知が発生しますので、0確好きにはもってこいのモードになります。



Aパトライトモード(オリンピアモード):完全先告知でパトライトが回ればボーナスとなる、南国育ちを彷彿とさせるモードです。
「瞬き告知」がありますが、ボーナスの察知は「完全に」先告知となります。
告知音は「キュイン」ではなく「ビヒュイン」と言った感じで少し低音でした。



Bコーナーハイビスカスモード(パイオニアモード):「準」完全先告知で、筐体両端のハイビスカスランプが点滅するとボーナスとなる、ハナハナを彷彿とさせるモードです。
個人的に最も好きだったモードで、このモードの魅力は改めて後述します。



Cひっそりランプモード(北電子モード):完全後告知モードで、筐体左下の「happy!」ランプが点灯するとボーナスとなる、ジャグラーを彷彿とさせるモードです。
第3停止後に少しフリーズをしてから間を開けてランプが点灯する、というパターンもあります。
最も選ばなかった告知モードです。
【Bパイオニアモードの魅力】
唯一の「準」完全先告知モードで、ボーナス成立の次ゲームまで告知が持ち越される場合があり、持ち越された場合は「BIG確定」となります。
このパイオニアモードは、告知発生時が「成立ゲームか次ゲームか」の判断が難しいモードですが、そここそがパイオニアモードの最大の魅力です。
「オアシス」のように告知機であっても出目が生きてくるわけですね。

中押しで消化すると、獣王と同じように法則性があります。
中リール中段に「浮き輪やリプレイ」がズレた時だけ左リールにチェリーを狙うと、とても消化が楽になります。
スイカは「成立=BIG確定」ですが、確率が低いので告知発生時に狙う程度で良いです。

 

出目がズレた際、このように中リール上下に7が止まると1確になる法則性があります。
ボーナス優先制御であり、中リール中段に7を引き込む位置なら必ず引き込むので、角に止まる時はその色の7頭ボーナス成立時の「ビタor4コマ滑り」でしか出ないようになっています。

 

青7でも同様に1確となります。
この要素がなぜ熱いかは、先述の「次ゲーム告知はBIG」という背景があるからです。



また、順押しでチェリーを狙い、3連チェリーになるとリーチ目です。
その際、第3停止時のチェリーはビタでしか止まらないようになってます。
中リールには2連チェリーがあるので、ハサんで狙えば2コマの余裕が出来ます。
「次ゲーム告知はBIG」ですからこの目を出した後、箱を取りに行ってもいいわけです。
3連チェリーをあえて狙わずに、告知モードを変更(1BETボタン)してみるのも面白いと思います。
ボーナス成立中はモードが切り替えられなくなりますので、変更出来ない時は、ほくそ笑んでまた箱を取りに行ってもいいわけですね。
以上は告知発生前の嗜み方となります。

告知発生時に於いては、なるべく成立後であった方がBIG期待度が高くなりますので、同時当選確率を考慮して、チェリーよりはリプレイ、ハズレ目よりはベル、といった具合に成立後の可能性が上がる役が揃って欲しい1ゲームです。
とは言え、前ゲームがハズレ目だと大体は成立ゲーム告知になりますね(少しCB寄り)。
勿論成立ゲーム告知のBIGもありますから、自分の都合の良いように告知ゲームを嗜むのが良いと思います。

「ビーチクラブ」の初打ちは新大久保の「エスパス」でした。
完全告知機が以前から大好きでしたし、告知モードを変えられる機能は当時とても珍しい機能で、自分好みの台に仕上げることが出来ました。
その初打ちから虜になり、新橋の「ビッグディッパー」や渋谷の「マルハン」等でよく打っていました。
大きめの獲得枚数は「ビッグディッパー」で4000枚、「マルハン」で5000枚を超えた日がありましたね。
RTがついているとは言え、かなりオマケに近い存在ですから、ほぼAタイプでそこまでやれたのは、「得意な台を打つのは立派な攻略法」に則っているのではないかと思います。
5号機の告知機の中でも「スーパージャックポット(yama)」「オアシスシリーズ」「コクッチーマスターズ」そしてこの「ビーチクラブ」がかなりの上位にランクする出来栄えであると位置付けています。

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