★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
やじきた道中記X


2003年7月にミズホから登場したA-AT機。
4号機の花形である「純増10枚」のAT機となっています。
【ボーナス抽選確率】
「BIG確率」
設定1:1/431 設定2:1/420 設定3:1/399 設定4:1/381 設定5:1/372 設定6:1/364
「REG確率」
設定1〜3:1/1260 設定4:1/1170 設定5:1/1092 設定6:1/963
「機械割」
設定1:98.3% 設定2:103% 設定3:107% 設定4:111.1% 設定5:114.7% 設定6:119.9%

AT機の中でも甘めな台で、設定2から100%を大きく超えてきます。
【小役確率】
「通常時」
オレンジ:1/1.1
スイカ:1/204
角チェリー:1/131
中段チェリー:1/2048
弱ハズレ:設定1:1/216.75 設定2:1/219.68 設定3:1/225.78 設定4:1/235.59 設定5:1/242.63 設定6:1/254
強ハズレ:設定1:1/27962 設定2:1/28339 設定3:1/29127 設定4:1/30393 設定5:1/31300 設定6:1/32768
「BIG中」
オレンジ:1/1.7
スイカ:1/32
角チェリー:1/512
中段チェリー:1/8192
JACIN:1/3.5
弱ハズレ:1/9.7
強ハズレ:1/624
※「強ハズレ」は「弱ハズレ」の一部で出現し、AT当選確定です。
通常時は「弱ハズレ」の1/128で、BIG中は「弱ハズレ」の1/64で出現します。
また、「強ハズレ」の1/2でフリーズ「忘れてたぁ!!」が発生します。
【内部状態について】
@低確率 :弱ハズレ時のみ継続演出(チャンスゾーン)抽選
A高確率 :オレンジ成立時の1/500と弱ハズレで継続演出抽選
B超高確率:オレンジ成立時の1/20と弱ハズレで継続演出抽選

「高確移行抽選」
@BIG成立時:100%で高or超高確率状態(約1/16)へ移行
AREG成立時:1/13.11で超高確率状態へ移行
Bスイカ成立時:1/8で高確率状態へ移行
C角チェリー:1/128で高確率状態へ移行
D中段チェリー:100%で高or超高確率状態(1/32〜1/8)へ移行
「高確率ゲーム数獲得時の振り分け」
[少]C<A<B<D<@[多]
【AT(やじきた祭)について】
14択のオレンジを完全ナビします。
「継続ゲーム数」
10ゲーム:50%(平均101.1枚)
20ゲーム:25%(平均202.2枚)
30ゲーム:23.77%(平均303.3枚)
100ゲーム:1.23%(平均1011枚)
1ゲームあたり純増10枚で、1回の初当たりで最大30連までの振り分けがあります。
【継続演出について】
AT抽選にはまず「継続演出」に当選させる必要があります。
その後、引いた小役によって「演出継続orATor終了」の抽選をします。

「継続演出抽選」
低確率(弱ハズレ):設定1〜3:1/4.68 設定4:1/2.31 設定5:1/1.62 設定6:1/1.37
高・超高確率(弱ハズレ):100%(全設定共通)

「継続演出の種類」
@ここ掘れ演出:ATの当選率が高めな上に、連チャン数も多く期待出来るお得な演出です。
低確率状態(弱ハズレ)からの「ここ掘れ演出」選択率に大きな設定差があります。
設定1〜3:1/23.41 設定4:1/7.8 設定5:1/4.1 設定6:1/3.45
「クリア率」
設定1:1/2.92 設定2:1/2.75 設定3:1/2.55 設定4:1/2.31 設定5:1/2.19 設定6:1/1.29
「平均連チャン数」
低確率[少]設定1・3(1.22回)<設定2・4(1.5回)<設定5・6(1.92回)[多]
高確率[少]設定6(1.92回)<設定4・5(4.31回)<設定1〜3(5.3回)[多]
高確率状態では、設定6のみ単発があります。

A大食い演出:AT当選率の割には連チャン数も少なめな演出です。
「クリア率」
設定1:1/4.14 設定2:1/3.64 設定3:1/3.64 設定4:1/2.83 設定5:1/2.44 設定6:1/1.33
「平均連チャン数」
低確率[少]設定1〜4(1.05回)<設定5・6(1.92回)[多]
高確率[少]設定6(1.92回)<設定5(2.55回)設定1〜3(2.83回)<設定4(2.92回)[多]

B相撲演出:ATの当選率が低い分、大連チャンを期待出来る演出です。
「クリア率」
設定1:1/12.94 設定2:1/6.73 設定3:1/6.44 設定4:1/6.34 設定5:1/7.96 設定6:1/2.78
「平均連チャン数」
低確率[少]設定1〜4(1.5回)<設定5(1.88回)<設定6(1.92回)[多]
高確率[少]設定6(2.17回)<設定5(5.49回)<設定4(5.96回)<設定2(6.34回)<設定1・3(7.36回)<[多]
高確率状態では、設定6のみ「1・2・3連」の振り分けがあります。
即ち、設定1〜5は最低でも5連以上が確定します。
【継続演出中の抽選】
引いた小役によって「継続orATor終了」の抽選をします。
演出が継続する程、レアな役を引く程、AT当選の期待度が高くなっていきます。
ボーナス成立なら、そのゲームでATが確定です。
この辺は5号機に似ています。

「オレンジこぼしでの演出終了確率」
@ここ掘れ演出(最大3ゲーム)
1・2ゲーム目:設定1〜5(1/4.85) 設定6(1/16)
3ゲーム目のAT当選率:設定1(1/3) 設定2(1/2.5) 設定3(1/2.3) 設定4〜5(1/1.8) 設定6(1/1.1)
3ゲーム目まで来れば低設定の「オレンジこぼし」でも十分にATが期待出来ます。

A大食い演出(最大4ゲーム)
1ゲーム目:設定1〜5(1/2.73) 設定6(1/16)
2ゲーム目:設定1〜5(1/3.28) 設定6(1/16)
3ゲーム目:設定1〜5(1/3.28) 設定6(1/16)
4ゲーム目のAT当選率:設定1〜3(1/2) 設定4〜5(1/1.5) 設定6(1/1.1)

B相撲演出(最大3ゲーム)
1・2ゲーム目:設定1〜5(1/2) 設定6(1/4)
3ゲーム目のAT当選率:設定1〜5(1/32〜1/10.9) 設定6(1/2)
恩恵を考慮すれば仕方が無いとはいえ、かなりの難易度です。
【好きな演出】
4号機の液晶演出はさっぱりしていて、小役ナビやチャンス演出がメインです。
小役矛盾も良く出ます。

「メガネルーレット演出」
「キターーー」から始まるチャンス演出です。
ボーナス図柄とAT図柄が、メガネの左右で揃えば確定になります。
5号機の「やじきた道中記乙」では、AT当選後のゲーム数告知にしか使われなくなりました。
しかも、「成功でヤンス」もおそらく無くなっていて、すぐにゲーム数が告知されてしまいます。
初代は、ハズレでも出ますが、期待度は高めです。
突然出るので結構ビックリします。

「見返り美人演出」
振り向いた女性の着物の色が対応役です。
黒はチャンス、白はハイチャンス、姫はボーナス、外人はATに対応しています。
色矛盾や「継続演出」の前兆としても出ます。

「AT発動時」
「やじきた祭」のタイトルの左上に「興奮」や「愛しの」などの表示が出ます。
この表示は継続ゲーム数の示唆をしています。
100ゲーム確定の表示は無かったと思いますが、「大盛り」などは割と長いATが期待出来たと記憶しています。
継続時の「わっしょーい」も大好きでした。


「やじきた道中記」は4号機のAT機の中でも、出目や演出、サウンドに至るまで全く抜かりがありません。
機械割も相当甘めな台であると思います。
全体的にキャラクターが可愛らしく、後ろから付いて来る「カッパ」や、BIG中の音楽に乗っている「やじさん」がとても可愛かったのを覚えています。
ただ、中身は「純増10枚AT機」なわけですから、出玉性能の高さは折り紙付きです。
100ゲーム選択時には、あの「コンチ4X 」を彷彿とさせます。
大好きな台でした。
なので、5号機で「やじきた道中記」の後継機が出ると聞いた時はとても期待していました。
しかし、残念ながら初代の抽選方式を完全に無視した「出来レース台」になっていました。
初代と同じような抽選方式のA-ART機として出して欲しかったです。
「遊びやすさの中に一撃性がある台」か「遊べないけれど相当な一撃性がある台」のどちらが好きかと考えると、俄然前者が好きです。
やはり、4号機も5号機も、純ボーナス付きの台の方が面白いと思います。

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