★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
沖縄サイコー! 嵐


NETから登場した4.7号機。
スペックはA-400のストック機で、コーナーランプのハイビスカスと液晶のハイビスカスが咲くとボーナス確定となる、沖スロタイプです。
4号機NETの沖スロは、サプライズ・グレートザウルス・ゼット等の「WIN」ランプ時代から、チバリヨオキナワ・もっとチバリヨ等の「液晶ハイビスカス」搭載の沖スロに変遷してきました。
この「沖縄サイコー!嵐」はチバリヨよりも穏やかで遊びやすいスペックになっています。
【ボーナス出現確率】
設定1:BB確率(1/275)RB確率(1/862)合成確率(1/208)機械割(97.72%)
設定2:BB確率(1/261)RB確率(1/793)合成確率(1/196)機械割(99.99%)
設定3:BB確率(1/249)RB確率(1/734)合成確率(1/186)機械割(102.15%)
設定4:BB確率(1/240)RB確率(1/695)合成確率(1/178)機械割(104.29%)
設定5:BB確率(1/233)RB確率(1/662)合成確率(1/172)機械割(106.43%)
設定6:BB確率(1/224)RB確率(1/626)合成確率(1/165)機械割(109.1%)
【モードについて】
@通常Aモード:通常解除・チェリー解除共に低確率で大ハマリを誘発するモード。
高設定ほど通常Bモードに移行しやすく、ハイビスカスモード以上は均等に2%ずつ振り分けがあります(全設定共通)。
A通常Bモード:自力解除が通常Aモードより高く、最大天井(555G)も浅めに設定されているので、中ハマりを誘発するモード。
高設定ほど通常Bモードをループしやすく、ハイビスカスモードには50%、ひまわりA以上には均等に2%ずつ振り分けがあります(全設定共通)。
Bハイビスカスモード:解除率の高めな引き戻しモード。
設定差は殆ど無く、通常モードに計44%程で転落する代わりに、ひまわりAモードに50%、ひまわりB以上には均等に2%ずつ振り分けがあります(全設定共通)。
CひまわりAモード:運命の分かれ道となる連チャンモード。
全設定共通で、通常Aへ(37%) 通常Bへ(2%) ハイビスカスへ(2%) ひまわりAへ(7%) ひまわりBへ(50%) ヤシの実へ(2%)で移行します。
とにかく「ひまわりBモード」以上に移行しなければ、大量獲得は難しい台です。
DひまわりBモード:ひまわりB以上を80%でループする即連モード。
全設定共通で、通常Aへ(9%) 通常Bへ(2%) ハイビスカスへ(7%) ひまわりAへ(2%) ひまわりBへ(40%) ヤシの実へ(40%)で移行します。
Eヤシの実モード:1ゲーム連確定で90%がBIGとなる最強モード。
モード移行確率は「ひまわりBモード」と全く同じで、80%でひまわりB 以上をループします。
【ボーナス放出契機】
@通常解除:通常A(1/1638) 通常B(1/603) ハイビスカス(1/87) ひまわりA(1/33) ひまわりB(1/12)
A角チェリー(1/85)解除:通常A(6.28%) 通常B(13.89%) ハイビスカス(53.78%) ひまわりA(94.75%) ひまわりB(1/94.75%)
中段チェリー(1/1789)解除:通常A(64.39%) 通常B(91.55%) ハイビスカス(91.55%) ひまわりA(1/97.66%) ひまわりB(97.66%)
中段チェリーで解除しなかったら通常A濃厚ですね。
B天井:通常A(最大天井1111G) 通常B(最大天井555G) ハイビスカス(最大天井888G) ひまわりA(最大天井777G) ひまわりB(最大天井22G) ヤシの実(最大天井1G)
【前兆について】
ボーナス放出契機を満たすと、前兆状態に移行します(夜明けチャンスに移行しやすい)。
前兆中は毎ゲーム1/20で放出抽選をし、当選するとボーナスを放出します。
その際、出目によって前兆中を判別する打法がありました。

左リール上中段に赤7付近のチェリーを狙い、右リール中下段に赤7を「ハサミ打ち」で狙います。



この形からリプレイがハズれると前兆状態が確定します。
前兆中の小役非成立時は必ず停止し、前兆中なら何回でも出せます。



上記の出目が出現したら、通常状態が確定します。
席を立つ時は必ず実行しなければなりませんね。



また、チェリー成立時に赤7がテンパイするとチェリー解除濃厚なので、ニヤニヤしながら上記の判別で仰け反れます。
【夜明けチャンスについて】
「夜明けチャンス」はボーナス放出契機を満たすと移行しやすい、高確率ステージです。
当然ながら「ガセ夜明けチャンス」も存在しており、特定のゲーム数到達の70%や自力で発生するパターンがあります。
「自力ガセ夜明けチャンス」の発生要因
@非解除のチェリー成立時の5%
A毎ゲーム1/2048で発生する自力ガセ夜明けチャンス
Bボーナス終了後に選択されるゾロ目ゲーム数のガセの30%。
ゾロ目ゲーム数は「本物夜明けチャンス」であることが多いのですが、ガセ夜明けチャンスもあります。
特に77ゲームは256の倍数ゲームに重なるので、混同には注意が必要です。
ガセ夜明けチャンスが発生しやすいゲームは「選択された天井−256の倍数」です。
例:1111ゲームの天井(通常A)が選択された場合。
@1111−256=855ゲーム
A1111−256×2=599ゲーム
B1111−256×3=343ゲーム
C1111−256×4=87ゲーム
となり、逆を言えば「ガセ夜明けチャンス」発生ゲーム数に256を足していき、ゾロ目になったゲーム数が天井となります。
ガセ夜明けチャンスを発生させた後に、計算をしてピッタリゾロ目になった時の気持ち良さはこの台の魅力であり、精密な立ち回りを可能にするシステムでした。
また、夜明けチャンスには、通常は「ハイビスカス」ですが、「ひまわり」が選択されるハイチャンスパターンもあります。
「ひまわり夜明けチャンス」なら、前兆(放出当選)・特定ゲーム数到達(ガセ)以外、すなわち「非解除のチェリー・自力ガセ夜明けチャンス・ゾロ目ゲーム数(ガセ)」で出現すると次回「ハイビスカスモード以上」となります。
ハイビスカスモード以上のパターンでなくても、次回通常Aの5%・次回通常Bの15%でしか「ひまわり」は選択されないので、 この台の「ひまわり」は、咲いても咲かなくても興奮の演出です。
【ボーナスの告知について】



通常の「ハイビスカス」とハイチャンスの「ひまわり」に加え、モード示唆演出も多数存在しています。
JAC中のアイコンが「ひまわり」に変化したり、サウンドが変化(ギター音)すると次回「ひまわりモード」以上が濃厚になります
また、BIG中にヤシの実がコロンと転がると悶絶の「次回ヤシの実モード」が確定となります。



「シーサーフリーズ」は次回「ひまわりAモード」の1/10、「ひまわりBモード」の1/1.4、「ヤシの実モード」の1/20で発生します。



「パトライトフリーズ」は次回「ヤシの実モード」の1/2.5で発生します。
レバーオン時に「ギューーンッ」という音と共に全消灯をして、液晶下部からパトライトが出現し、やがて回り出します。
「キュイン」ではなく、「シュワシュワシュワシュワシュワ」といった音だったのが印象的でした。
両フリーズは、モードが上がった時に発生しやすく、同モードループ時には発生しない模様です。

因みに、自身は「パトライトフリーズ」を3回程出しましたが、「シーサーフリーズ」の方は出せませんでした。


「沖縄サイコー! 嵐」は4号機でも最後の方に出たストック機で4.7号機に属します。
しかしながら、一撃の大量獲得を大きく分けて2回程しています。

1回目は渋谷のマルハンで空き台に座った途端、1ゲーム目に「無音」が発生して狙ってみるとBIGが揃いました。
前任者の拾い物かもしれませんね。
その後に「パトライトフリーズ」をして「ヤシの実モード」へ行ったのですが、程なくして通常モードに落ちてしまいました。
枚数にして1500枚程度です。
一旦会員カードに貯めて他の台を打っていました。
しかし振るわず、ウロウロしていると「何かの縁」という感じでさっきと同じ台番の「沖縄サイコー! 嵐」を再度打ち始めました。
今回は自力で育て上げたような展開で「ヤシの実モード」まで辿り着き、80%ループの恩恵を受けて大連チャンを達成しました。
しかも、一旦モードが転落したっぽい挙動から、再度「ヤシの実モード」まで返り咲いたりしたものですから、30連以上まで伸び、結果は8000枚をほぼ一撃で獲得しました。
さっきの枚数と足して、万枚には届きませんでしたが、9500枚という大量出玉を獲得した事がこの台での良い思い出です。

2回目は三軒茶屋の「ガイアw」でやらかしました。
割と空いている島に一人で「沖縄サイコー! 嵐」を打っていました。
すると液晶にボーナス期待度が高く、次回高モード示唆である「ひまわり」が出現し、まさかとは思いつつも、やはりあの時のようにフリーズを期待してしまいます。
すると本当に1回目の初当たり時に「パトライトフリーズ」が発生しました。
次回モードは予め決まっている訳ですから、前任者が2%に当選していて、それを拾う形になったのでしょうね。
1回目は分からない状況でフリーズをしたので無意識です。
今回は意識してのフリーズだったからか、フリーズした瞬間に体がカーッと熱くなったのをはっきりと覚えています。
プレミアフラグを搭載している4号機は5号機に比べると少なく、フリーズに至っても、それほどの意味のある台は少なかったです。
今回は5000枚程度でしたが、永い事スロットと向き合っていて、あれほど体が熱くなった瞬間に遭遇したことはありません。
枚数自体ではもっと大きな獲得があったはずですが、その時はカーッと熱くはなりませんでした。
体中に嵐が吹き荒れ、「血が騒ぐ」という事を体感させてくれた思い出の一台です。

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