★パチスロ歴代の名機‐あのころを君に‐★

このページは懐かしい思い出の台を深く考察していくページです。
アステカレジェンドR


2002年11月、エレコから登場した「アステカレジェンドR」。
「アステカ」の正統後継機で、タイプはB-CTです。
【BIG確率】
設定1:1/348 設定2:1/327 設定3:1/309 設定4:1/282 設定5:1/256 設定6:1/204
【CT突入率】
1/2
【CT性能】
チャレンジタイム(CT)中は「第1リール(最初に押したボタン)」だけ制御がかかります。
第2、第3リールには制御が無いため、BIG・リプレイ以外の小役は全て狙って取れます。
「CT終了条件」
@BIGが成立した時
A純増枚数が「200枚」を超えた時
B150ゲーム消化した時
【BIGについて】
BIGはノーマルBIG(平均270枚)とスーパーBIG(平均460枚)のツインBIG方式です。
BIG中の「デカチリ(15枚)」には押し順(3択)の概念があります。
3択正解時は「デカチリ(15枚)」で取れ、不正解時は「上チリ(2枚)」になります。
スーパーBIGでは完全ナビなので、約200枚の差が出ます。
また、CTに当選しているときにもスーパーBIGになりやすいので、「スーパーBIG+CT」がセットになった時の経済効果は1000枚程あることになります。
【CT抽選について】
BIG入賞時に、まずノーマルBIGかスーパーBIGかの抽選を液晶で見せます。
この台の1番楽しい時です。
ドギー(犬)がノーマルBIG(銀7)とスーパーBIG(金7)の図柄が描かれたドラムを止めます。
複数のパターンがあり、ドギー飲み込まれ<再始動1回<再始動2回<回転中にオール金7(スーパーBIG+CT確定)といったように期待度が上がっていきます。
この、ドラムがグルグル回っているうちに「オール金7」になる瞬間を見るために、アステカレジェンドを打っていたと言っても良い位です。
両BIG終了後はドギーがDJになり、CT突入か否かの抽選をします。
この台の1番緊張する時です。
レコードの「WIN・LOSE」を行ったり来たりして、最終的に「WIN」に止まればCT当選です。
初代も息がつまりましたが、この台のCT抽選中もなかなか手に汗を握ります。
【CT中について】
「アステカレジェンド」には液晶が付いていますから、CT中の枚数も表示してくれます。
CT終了条件が、「BIG当選・150ゲーム消化・純増201枚以上獲得時」なので、200枚ギリギリ獲得してから残りのゲームをタダ回しするのが基本になります。
200枚取ってから現状維持役の「サボテン(3枚)」を獲得し続ける「サボ維持」も流行りましたね。
5号機の増えるRTとは違い、200枚を獲得した後は、どこで当たっても損は無いです。
ただ、稀に200枚取る前にBIGに当選してCT終了となる時があります。
あの少し複雑な心境になるのも今となっては懐かしく、それもCT機故の味でした。
「アステカ」といえば出目演出が魅力的な台です。
「アステカレジェンド」には新たに、液晶演出が付いていますが、添える程度でそんなに出目を殺したりはしません。
当たっていても液晶非作動だったりもしますので、止める時は気をつけた方がいいですね。
伝統の「アステカルーレット」もあります。
バックライトが様々なアクション(ドロップ<無限大<風車)でリール図柄を移動し、最終的に7図柄の位置で光が止まればBIG確定です。
光の色も、「全て白<7図柄通過時のみ赤<全て赤」といったように期待度が上がっていきます。
初代「アステカ」の時にも言われていましたが、サンダーなどの3連図柄ではなく、2連図柄で1確となる台は、当時とても斬新でした。



通称「サシシ」または「大根」。

「アステカ」の人気により、その後の台にも2連図柄で1確の台が増えましたね。
今では3連よりも多いかもしれません。
上品でとてもいいと思います。
個人的に「アステカレジェンド」が最初で最後のCT機でした。
CTというのが他の台の仕様と大分異なっていたので、始めは戸惑いましたが、すぐにその人気の理由が分かりました。
2分の1の抽選に勝った瞬間や、CT中のBGMがストップした瞬間などは堪りません。
「BIG→CT→BIG→CT・・・」と繋がった時、俗に云う「エンペラータイム」に入った時には他の台では味わえない興奮がありました。

出目に関しては、左リールの中段に単独白7を止めるのが好きでした。
成立役は1リールで「サボテンorボーナス」になり、右リールで白7がテンパイすれば2確です。
一度だけ、その日の第1ゲーム目に上記のように、左リール中段単独白7から右リールで白7をテンパイさせたことがあります。
拾ったのか1ゲームで当選させたのか分かりませんが、1ゲーム連より遥かに珍しい現象です。
お店も覚えていて、神保町のBEAMでやらかしました。
1日に1ゲームしか無いそのゲームで当りを引くということは、永いこと打っていても20回あるかどうかです。
そんな奇跡や、2分の1という不思議な確率が魅せるドラマティックな展開が「アステカレジェンド」にはありました。

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